ボイスドラマ
『甘美なるは仮想迷宮』
“わたしの恋はいつも手遅ればかり”
好きだと気づいた時には
その人の隣には必ず誰かがいる。
アラサーのOL、メイカは実らない恋にウンザリしていた。
そんな時、彼女は親友のリエからデート倶楽部のチケットを貰う。
アラサーのOL。 美人だし仕事もできるから高嶺の花扱いされがち。 猫好きで帰ってからは猫の動画をエンドレスで見て癒しを得ている。本当は飼いたいが、独り暮らしでペットを飼ったら…とかなんとかアレコレ考えてしまって飼えない。
メイカの学生時代からの親友。エステサロンを経営している。 経営者であるがその腕も確かで、芸能人の中にも彼女の多くのファンがいるらしい。明るい性格で、トークが楽しいというのも魅力なのだと某大御所オネェモデルは言う。
デート倶楽部でアルバイトをしている大学生。 珈琲中毒であることは自覚している。でも、睡眠時間は少なくても平気。 そのルックス、落ち着いた性格に女の子がひっきりなしに寄ってくるが片っ端からかわしている。その割に色んな女の人と街を歩いているのを見かける為、遊び人の噂がたっている。人当たりはいいが、同年代の友人は少ない。
メイカの幼馴染で同僚。身重の妻がいる。 小学校時代は野球部。何でもそつなくこなすタイプの人間。人当たりもよく友達も多い。
デート倶楽部を経営。他、不動産をいくつか所有しているため懐には余裕がある。 仁や好美とは大学時代に知り合う。実は密かに好美のことが好きだった。 数人と付き合うがいつも「完璧すぎて不安になる」と言われ理不尽に振られる。他人の相談に乗りがち、と言うか頼られがち。
浮田課長の奥様。頑張りすぎて色々抱えこんじゃうタイプ。 大学時代にボランティアサークルで仁と知り合う。はじめは超陽キャな彼のことが苦手だった。 献身的で困っている人がいると放っておけない。
メイカの上司。“ひとし”が本名。 妻とは大学時代に知り合って結婚。父親が会社経営者で、跡取りとして育てられたが重圧とか色々面倒だったし他にやりたいこともあったので、別の会社に就職。 父親の会社や実家は弟が継いでいる。帰る度母親がうるさく言うので煩わしく思っている。
超奥手女子。職業漫画家。編集者の勧めでデート倶楽部を利用。と言うか無理やり電話をかけられた。恋愛経験してこいとか、もうほんとお節介なんだから!って思いながら待っていたらドストライクなおにいさんが現れてドキドキしている。
デート倶楽部で働く謎の男。実はこっちは副業。本業は小説家らしい。ネタ探しも兼ねてこの仕事をしているんだとか。